両親が共働きで家庭に祖父母など同居する大人がいない核家族の場合には、学校から帰ってきた子どもがそのまま一人で家にいることになるケースが想定されます。鍵っ子と呼ばれる古くからそのような問題が取り上げられており、子どもの安全の観点から好ましいものとはされませんでした。そのために学童保育所が全国各地で設置されるようになり、子どもが小学生となる共働き家庭から歓迎されています。もちろんどのような環境なのか、保育方針はどうなのかという違いがありますので、安心して預けることができる場所であるかどうかをチェックすることも重要です。環境の良い所であれば、子どもの情操教育や学力向上にも良い影響を与える場合がありますので、見分けるためのいくつかのポイントをおさえておきましょう。

学校の近隣に設置されていることがベスト

近年の少子化に伴い、多くの自治体の場合には小学校の空き教室の有効活用が求められています。その一つの方法として採用されているのが、空き教室をそのまま学童保育所として利用するというケースです。この方法であれば、子どもが学校の授業が終了した後にそのまま屋外に出ることなく同じ建物の中にある学童にいくということができますので、安全性に関してベストな状態であるといえるでしょう。また学校内にあるということで、担任の先生との連携も取りやすくなるというメリットがあります。なおこの場合においては、あくまでも同じ建物の中であっても、学校から下校して別の施設に行くということになりますので責任の所在は学校とは異なります。その点を混同してしまうと担任の先生に迷惑をかけてしまいますので気をつけましょう。同じ建物内にない場合でも、なるべく近隣に設置されている方が良いと言えます。

子どもの目線に立っている施設であるか

学童保育所の指導方針が子どもの目線に立っているかどうかも重要な見極めポイントです。ただ親が迎えに来るまで預かるということだけではなく、生活面での指導や子どもの喜ぶ活動を取り入れているということも大切です。学習習慣をつけさせるという観点から、学校が終わってからすぐに宿題に取り組ませるということを徹底させているかどうかは見逃せないポイントです。わからないところの質問にこたえられるよう、保育士の資格や学校教諭の資格を有している指導員がいるということも見極めポイントです。独自のイベントも企画しているかどうかは、ふれあいの観点から大切です。月々の誕生会やレクリエーションなどの定期的な開催を行い、子どもたちの活動の足跡が見えるような施設は安心して預けることができると言えるでしょう。